原因

どもりの原因

どもりの原因については、現代になってもまだ解明されていません。

子供に怒ったり、引越しで子供の生活環境が急激に変化した後にどもり始めたという報告もありますが、それらが直接どもりの原因になっているとは考えられません。
どもりは、2〜3歳の頃に始まることが多くなっていますが、母親に全ての責任があるわけではないのです。
どんなに理想的な環境で育った子供でも、どもる子はどもってしまいます。

また、どもりの原因には、発語器官や脳、性格などに問題があるのではないか、という仮設がありますが、それらは現在では全て否定されています。

ただし、以下の3つの説は、今でも研究されています。

・素因説…どもりは本人の身体や遺伝的要因である
・神経症説…不安定で自己認識が不確実な人格構造を原因とする
・学習説…周囲からの刺激に対する反応として身に付く

最近では、どもりの原因は、環境や出来事だけで始まるものではなく、その人に内在する素因などと複雑に絡まり合って始まる、とされています。
しかし、本当の原因というのは、どれだけ研究されていても分かっていないのが現状です。

そのため、どもりの原因を取り除くために対策をするよりも、どもりとどう向き合い、対処していくかを考えた方が現実的になってきます。