治療の歴史

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どもりの治療の歴史

どもりの治療や矯正は、世界中で行われてきました。

日本では、どもらずにゆっくりと話すという矯正法が行われました。

例えば、一語一語を伸ばすようにゆっくりと話したり、最初の第一音を伸ばして話す、などです。
この方法では、普通に話すよりも、リズムは変になってしまうという欠点がありました。

また、どもると呼吸が乱れたり、浅くなったりするため、腹式呼吸を意識すると良い、という矯正方法もありました。

アメリカでは、どもらないための話し方を身に付ける方法では、どもりへの不安や恐れが強くなるため、どんどんどもるように、という指導方法もありました。
どもりへの不安や恐れを減らし、異常に聞こえるどもりを少なくすることで、流暢に楽に話せるようになる、という矯正方法です。

その他にも、催眠療法や行動療法などが研究されてきました。

現在では、どもらずに流暢に話すことと、流暢に楽にどもるということを統合した治療方法が研究されています。

しかしながら、どもりの原因は、症状・生活環境・性格など、一人ひとり異なります。
そのため、単一の治療法というのは存在していません。
普通の人には、ゆっくりと力まないで話すことは簡単ですが、当事者にとってはとても難しいことなのです。